「ソフトバンク光のVDSLを知りたい」
「料金や速度はどうなる?」
こう考える方は、この記事を見てくださいね。

今回は、ソフトバンク光のVDSLタイプをまとめました。
公式などを調べてまとめた結論です。
この記事が役に立つ人
- ソフトバンク光を導入したい人
- VDSLタイプの料金や速度を知りたい
- 工事や接続方法を知りたい
【まず結論】ソフトバンク光のVDSLタイプ
それでは、内容の前にかんたんなまとめから。
ソフトバンク光のVDSLタイプは、一部のマンションに適用するインターネットの配線方式です。
壁にあるモジュラージャック(電話線用の差込口)を使って、インターネット通信します。
光回線方式との大きなちがいは通信速度です。
光回線方式は最大1Gbpsに対してVDSLタイプは最大100Mbps。
ユーザーの口コミによると、実際には70~80Mbpsの速度が出るようです。
YouTube-4KやNetflixやU-NEXTの再生には問題ないと思いますが、リアルタイムのオンラインゲームだと少し物足りないかもしれません。
月額料金は、光回線方式と全く同じです。
つまり、マンションなら3,800円/月、戸建てなら5,200円/月ですね。
最後に、VDSLタイプの工事費は9,600円になります。
しかし、ソフトバンク光には専用ページからの限定キャッシュバックがあるので、工事費は節約できます。
専用ページは以下のリンクからです。
これから手続きする方は、こちらの限定特典で初期費用を節約してくださいね。


詳しい結果は、以下の記事を参考にしてください。
ソフトバンク光のキャンペーン比較
それでは具体的な内容をご紹介していきます。
ソフトバンク光のVDSLタイプって何?
ソフトバンク光のVDSLタイプとは、インターネットの配線方式のひとつです。
マンション限定のタイプで、戸建てタイプにはVDSL配線方式はありません。
ソフトバンク光の光通信と何がちがうの?
光回線方式とのちがいは、大きく3つあります。
1つ目:配線がちがう
まず、配線方式の名の通り、配線がちがいます。
具体的には、マンションの共有部から各戸までの配線が光配線か、電話線かのちがいです。
【配線のちがい】
光配線方式 |
VDSL方式 | |
配線 | 光配線 | 電話線 |
写真 | ![]() |
![]() |
※引用元:フレッツ光公式
このちがいは目に見えませんが、それぞれの家庭に届く配線がちがいます。
2つ目:コンセントがちがう
光配線方式は、光コンセントと呼ばれる専用のコンセントを利用し、インターネットします。
一方で、VDSLタイプはモジュラージャック(電話用コンセント)を使ってインターネットします。
【コンセントのちがい】
光配線方式 |
VDSL方式 | |
コンセント | 光コンセント | 電話用コンセント (モジュラージャック) |
写真 | ![]() |
![]() |
一概には言えませんが、マンションに光コンセントがないマンションはVDSLタイプの可能性があります。
3つ目:最大通信速度がちがう
最後に、最大通信速度がちがいます。
具体的な光配線方式とVDSL配線方式の最大通信速度は以下の通り、10分の1になります。
ただし、どちらも光BBユニットレンタルで、IPv6高速ハイブリッド通信が利用できます。
【最大通信速度のちがい】
光配線方式 |
VDSL方式 | |
最大通信速度 | 上り:1Gbps(1,000Mbps) 下り:1Gbps(1,000Mbps) |
上り:100Mbps 下り:100Mbps |
通信 | IPv6高速ハイブリッド通信 | IPv6高速ハイブリッド通信 |
この通り、VDSL方式の最大通信速度は、光配線方式に比べて

続いて、費用や工事についてご紹介していきます!
ソフトバンク光のVDSLの料金・工事費・速度は?
それぞれご紹介します。
VDSLの料金は光配線方式と同じ
料金は光配線方式と同じです。
VDSL方式はあくまでマンションの配線の都合であり、ソフトバンク光には関係ないためです。
つまり、料金は以下の通り。初回の事務手数料も記載しておきました。
【料金の比較(マンションタイプ)】
光配線方式 |
VDSL方式 | |
月額料金 | 3,800円/月 | 3,800円/月 |
事務手数料 | 3,000円/1回 | 3,000円/1回 |
工事費は室内工事か無派遣工事
VDSLタイプと判定されたマンションは、既に屋外までの配線が完了しています。
つまり、屋外工事なしの室内工事か無派遣工事になります。
工事費用は以下の通り。
【工事費用】※どちらか
VDSL方式 | |
室内工事 | 9,600円 |
無派遣工事 | 2,000円 |
利用者側から、室内工事/無派遣工事の選択はできません。
ソフトバンク光で自動的に判定されて、どちらかに決まります。(判定基準はハッキリと書かれていません。)
以前にマンション(もしくは、各戸)で利用があった場合は無派遣工事、初めての利用なら室内工事になる可能性が高いです。
VDSL方式の実際の通信速度は?
口コミからご紹介します。
VDSL方式と言っても、普通に動画やネットが利用できる速度です。
口コミの通信速度
ソフトバンク光のVDSLでこの時間帯になっても安定してるのまじで嬉しい pic.twitter.com/BzXNmvCPbe
— RaZe'Teleśt (@telest_23) October 23, 2019
So-net光からソフトバンク光に切り替えたけど、ほぼVDSLのベストエフォート近くまで速度は出てる。この点はひと安心。 pic.twitter.com/Jox57Fqesl
— Йощенко@Baron of Sealand (@chuanlijing) October 19, 2019
VDSL MAX100Mでもソフトバンク光いける!
晩のこの時間帯でも70Mでる!— へぼすぎ (@hebosugi) April 12, 2017
この通り、問題なく通信できていることが分かります。
通信が遅いって聞いたことがある・・・
「ソフトバンク光のVDSLは通信が遅い!」と聞いたことがある方もいるかもしれません。
しかし、その理由多くは、光BBユニットをレンタルしていなかった場合です。
光BBユニットをレンタルしないと、IPv6高速ハイブリッドの速い通信を利用できません。
なので、光BBユニットは必ずレンタルしましょう。

VDSL通信でも、安心してインターネットができますね。
ソフトバンク光のVDSLの申し込みと接続方法
VDSLの申し込みや接続は、光配線方式と同じです。
ソフトバンク光の専用ページから申し込み
できれば、限定キャッシュバックページからの申し込みをおすすめします。
VDSL配線方式でも、光配線方式と同じようにキャッシュバックがもらえます。
申し込み時に特に申請などは必要ありません。
申し込み直後に工事日程を打ち合わせ
申し込みが終わると、室内工事/無派遣工事の判定があります。
その後、折り返しの電話がありますので、工事日程を打ち合わせします。
室内工事の場合は、NTTの作業員がVDSLモデムを持参し、接続作業をしてくれます。
無派遣工事の場合は、自分でVDSLモデムを設置します。
VDSLモデムを設置する
VDSLモデムの接続方法が気になる方もいると思います。
しかし、接続はかんたんです。
接続方法とその図をご紹介します。
【VDSLの接続方法】
①モジュラージャックとVDSLモデムを電話線でつなぐ
②VDSLモデムと光BBユニットをLANケーブルでつなぐ
③光BBユニットとパソコン/スマホをWi-Fiでつなぐ
この通り、3ステップで接続は終わります。
かんたんですね。

ソフトバンク光になぜVDSLタイプがある?
そもそも、なぜソフトバンク光にはVDSLタイプがあるのでしょうか?
理由は、マンションの建築時に光回線の設置を考えらておらず、光回線の利用者が急激に増えたためです。
そもそも、光回線の利用者は急激に増えた
光回線の利用者は急激に増えました。
以下のグラフが増え方の推移を表しています。
※画像引用元:NTTグループ公式
このグラフは、NTT発表の光回線の契約者数の推移ですが、ここ十数年の間に、契約者数が急に増えています。
マンションの対応が間に合わなかった
つまり、この急激に増加した光回線のニーズに、マンションが間に合いませんでした。
光配線方式の導入には、マンション共有部に設備の設置と、各戸に光ケーブルを配線しなければいけません。
これには費用もかかるので、元々ADSLで利用予定だった電話線を代用したってことですね。
マンションが光配線になる可能性は低い
このような理由から、光回線のマンション導入には費用がかかるので、切り替わる可能性は低いです。
ただ、可能性がゼロとは言いにくいので、大家さんに確認してみてもいいかもしれません。

ソフトバンク光のVDSLから光配線にする方法は?
どうしても「VDSL配線方式より光配線方式がいい」と言う方も、いると思います。
可能性は低いですが、ゼロではありません。
マンションで戸建てタイプを契約
戸建てタイプを契約すれば、マンションでも光配線方式を利用できる可能性があります。
つまり、マンションの配線を使わず、電柱から直接光配線をご自宅に引く方法です。
ただし、デメリットは3つあります。
1つ目:月額料金が上がる
具体的には、マンションタイプより、月額料金が1,400円上がります。
マンション(VDSL)=3,800円/月
戸建て(光配線) =5,200円/月
差額 =1,400円/月
マンションタイプは、まとめて大家さんが契約するので割安です。
戸建ては個別に契約するので、高くなります。
2つ目:大家さんの許可が必要
マンションの壁に穴を開ける可能性もあります。
大家さんの許可は取っておくべきです。
配線の方法や賃貸/分譲により、変わるかもしれませんが、取っておいた方が無難です。
後々、もめないようにしておきましょう。
3つ目:工事費がかかる
VDSL配線方式の場合は、すでに回線があります。
しかし、光配線を新たに引くと、屋外工事と室内工事が必要です。
この場合の工事費は24,000円です。
VDSL配線だと9,600円なので、割高になります。

NURO光を選ぶ
もう一つの方法は、NURO光を選ぶやり方です。
NURO光は、ソフトバンク光の代わりとしておすすめの光回線です。
理由は、ソフトバンク光と同じようにおうち割光セットがあり、戸建ての月額料金はソフトバンク光よりも安いためです。
【戸建てはソフトバンク光より安い】
ソフトバンク光(戸建て)=5,200円/月
NURO光 (戸建て)=4,743円/月
差 =457円/月
このように、ソフトバンク光に比べてメリットがありますが、提供エリアが狭いデメリットもあります。
NURO光が気になる方は、公式ページで一度提供エリアを確認してみてくださいね。

キャッシュバックもあり、お得ですよ。
VDSLとSoftBank Airはどちらを選ぶべき?
最後に、VDSLとSoftBank Airに付いてご紹介しておきます。
結論を言うと、SoftBank Airはおすすめしません。
この場合は、VDSLの方が通信が安定する可能性は高いです。
SoftBank Airをおすすめしない理由
理由は、4G-LTEによる無線通信なので、環境に左右されやすいためです。
具体的には、「電波塔からの距離」「周辺の利用者の数」「障害物の多さ」「電波の干渉」です。
これらが全て、影響する可能性があります。
通信速度は、一般的に4Mbps~20Mbps程度で、ネットや動画を見れなくは無いです。
ですが、ストレスを感じる可能性はあります。
どうしても試したい方は、8日間の初期契約解除の対象なので、試しても良いかもしれません。
VDSL配線は環境に影響しないの?
環境に影響しなくはないです。
「周辺の利用者の多さ」は、通信速度に影響する可能性はあります。
しかし、SoftBank Airよりも影響する可能性は低いので、VDSL配線の方をおすすめします。

【まとめ】ソフトバンク光のVDSL配線方式
さてこの記事では、ソフトバンク光のVDSL配線方式をご紹介しました。
改めると、ポイントは4つです。
この記事が役に立つ人
- VDSLは光配線と料金は同じ
- 通信速度は必要十分
- 工事費用は2,000円か9,600円
- SoftBank Airはおすすめしない
以上でご紹介を終わります。

以下のリンクからの申し込みで、工事費を節約できます。